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2013年01月18日

「あずさからのメッセージ」(後篇)



(前篇)からのつづき


是松いづみ(福岡市立百道浜小学校特別支援学級教諭)
『致知』2013年2月号「致知随想」より
────────────────────────────────────

 さて次は上の娘の話です。
 彼女が「将来はたくさんの子どもが欲しい。
 もしかすると私も障がいのある子を産むかもしれないね」
 と言ってきたことがありました。
 私は「もしそうだとしたらどうする?」と尋ねました。
 ここで再び子供たちに質問です。
 さて娘はなんと答えたでしょう?

「どうしよう……私に育てられるかなぁ。お母さん助けてね」。
 子供たちの不安はどれも深刻です。
 しかし当の娘が言ったのは思いも掛けない言葉でした。
「そうだとしたら面白いね。
 だっていろいろな子がいたほうが楽しいから」。
 子供たちは一瞬「えっ?」と
 息を呑むような表情を見せます。
 そうか、障がい児って面白いんだ――。
 いままでマイナスにばかり捉えていたものを
 プラスの存在として見られるようになるのです。

 逆に私自身が子供たちから教わることもたくさんあります。
 授業の中で、梓が成長していくことに伴う
「親としての喜びと不安」には
 どんなものがあるかを挙げてもらうくだりがあります。
 黒板を上下半分に分けて横線を引き、
 上半分に喜びを、
 下半分に不安に思われることを書き出していきます。
 中学生になれば勉強が分からなくなって困るのではないか。
 やんちゃな子たちからいじめられるのではないか……。
 将来に対する不安が次々と挙げられる中、
 こんなことを口にした子がいました。

「先生、真ん中の線はいらないんじゃない?」。
 理由を尋ねると
「だって勉強が分からなくても周りの人に教えてもらい、
 分かるようになればそれが喜びになる。
 意地悪をされても、
 その人の優しい面に触れれば喜びに変わるから」。
 これまで二つの感情を分けて考えていたことは
 果たしてよかったのだろうかと自分自身の教育観を
 大きく揺さぶられた出来事でした。


 子供たちのほうでも授業を通して、
 それぞれに何かを感じてくれているようです。
「もし将来僕に障がいを持った子が生まれたら、
 きょうの授業を思い出してしっかり育てていきます」と言った子。
「町で障がいのある人に出会ったら
 自分にできることはないか考えてみたい」と言う子。
「私の妹は実は障がい児学級に通っています。
 凄くわがままな妹で、喧嘩ばかりしていました。
 でもきょう家に帰ったら一緒に遊ぼうと思います」
 と打ち明けてくれた子。

 その日の晩、ご家族の方から学校へ電話がありました。
「“お母さん、なんでこの子を産んだの?”
 と私はいつも責められてばかりでした。
 でもきょう、“梓ちゃんの授業を聞いて気持ちが変わったけん、
 ちょっとは優しくできるかもしれんよ”と、
 あの子が言ってくれたんです……」
 涙ながらに話してくださるお母さんの声を聞きながら、
 私も思わず胸がいっぱいになりました。

  
タグ :致知障碍者


Posted by 木鶏 at 21:00Comments(0)致知(感動話)

2013年01月18日

【幸せというのは】


 幸せというのは
 とっても小さいことの積み重ねだと思うんです。
 家族一緒にご飯を食べるのも幸せですし、
 親子が笑い合えるなんて一番の幸せでしょう。
 そんな小さな幸せに気づいて、
 感謝できる人が増えてくれればと思います
 
    内田美智子(2,600人以上の出産に立ち会った助産師)
  
タグ :致知名言


Posted by 木鶏 at 12:28Comments(0)名言・金言・格言

2013年01月18日

和歌山木鶏クラブ 1月例会のご案内

和歌山木鶏クラブ 新年会のお知らせ

今年は、年末年始の休みが長く、
ゆっくりとお正月を迎えられた方も多いのではないでしょうか。
長い休日だと、日常の諸事から離れ、
本当の意味で生きている実感を取り戻せるような気がします。
そして、その実感の中から、新たな生命力に基づいた、新しく試みてみたいことが浮かんできます。

皆さんは新年の抱負として何をお考えでしょうか。
いろいろと楽しいお話を聞かせて頂きたく願っています。
1月例会は新年会を企画させていただきました。
どうか振るってご参加下さい。 
ありがとうございます。

日 時:1月26日(土)午後6:30~
  参加費:5,000円
会 場: 一 橋 庵

ご家族のご参加も大歓迎です。
参加の可否つきましては、23日(水)までに
お電話にてお知らせ下さい。
  
タグ :致知例会


Posted by 木鶏 at 12:28Comments(0)お知らせ