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2013年02月19日

【ドリー夢メーカーと五つの誓い】(前篇)


 腰塚勇人(「命の授業」講演家)
 月刊誌『致知』2013年3月号 特集
「いつも笑顔でいよう いつも感謝をしよう
 周りの人々の幸せを願おう」より
────────────────────────────────────

  「たぶん一生寝たきりか、車椅子の生活になるでしょう」
  首の骨を折る大けがにより、充実した教員生活から一転、
  人生の奈落に叩き落された腰塚勇人氏。
  一時は自殺まで考えたという苦悩の底から
  氏はいかにして立ち直り、見事社会復帰を果たしたのでしょうか。
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-

(腰塚) 
 泣くだけ泣いた次の朝、目が覚めると
 ベッドサイドに飾られていたお見舞いの花が
 ふっと目に入りました。
 その時思ったんです。
「せめて花みたいに生きることはできないかな」って。
――花みたいに生きるとは。

(腰塚) 
 手足は動かないけど、顔は動きます。
 だったらできるだけ笑顔でいよう。
 口も動くんだから、できる限り「ありがとう」って言おう。
 心も使えるんだから、周りの人がきょう一日元気に、
 笑顔で過ごせますようにと願おうって。
 そう決意したら、いろんなものが
 どんどん変わっていったんです。

 ドクターとも、看護師さんとも、リハビリの先生とも、
 凄く仲良くなって、毎日が楽しくって。
 首の神経が全て切れていなかったのも幸いして、
 3週間後には奇跡的に車椅子に移ることができたんです。
――心を変えただけで。

(腰塚) 
 事故に遭ったという事実は変わりません。
 でも起こったことの見方、
 捉え方は変えることができるんです。
 そして生き方を
「常勝」から「常笑」に切り替えて、
 いつも笑顔でいよう、いつも感謝をしよう、
 周りの人々の幸せを願おうと決意したら、
 毎日の小さな幸せに気づけるようになったんです。
 自分がいかに周りの人たちから
 助けていただいているかが実感できるようになったんです。
 妻なんか一生かけて
 恩返ししなければならないと思っています。
――あぁ、奥様に恩返しを。

(腰塚) 
 彼女は僕が手術室に向かう時、
「私は絶対あなたから離れないからね。
 何があっても一緒にいるからね」って
 懸命に声をかけてくれました。
 病院の近くにアパートを借りて、
 毎日朝から晩までつきっきりで世話をしてくれました。
 容態が落ち着いた頃、彼女が「ごめんね」って言うんです。
「手術前、あなたから離れないって言ったけど、
 手術の間、とてもじっと待っていられなかった。
 今後のあなたとの生活を考えたら、
 怖くって、苦しくって、
 トイレでずっと吐いていたの」って。
 妻には一生頭が上がりません。

 それからリハビリの松本先生。
 親しみを込めて松ちゃんって呼んでたんですけど、
 いつも僕の話に真剣に耳を傾けてくれた彼に、
 どんなに救われたことか。
 彼が言ってくれたんです。
「僕は腰塚さんに夢を持ってもらいたいんです。
 大きくても小さくても、
 自分が夢だと思ったらそれでかまわない。
 人からとやかく言われるものではないと思っています。
 僕は腰塚さんの夢を
 一所懸命応援したいと思っているんです」
 もちろん2人だけじゃありません。
 本当にたくさんの方々に助けていただいて、
 いまがあるんです。

   (中篇)につづく



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