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2014年01月13日

【人間は性情の良し悪し】


『安岡正篤 一日一言』(致知出版社)より
────────────────────────────────────

情緒の潤滑油が乏しいせいで、
知性も軋(きし)んで円通しない。
この頃は話のわからぬ人間がふえたようである。
しがない者はしばらく置いて、
ちゃんとした指導的立場にある知識人であって、
とんとわけのわからぬ者が少くない。

もっともマキャベリがすでに指摘しているが、
人の頭には三通りある。
その一は、自分ではっきり考の立つもの、
その二は、他人の考がよくわかるもの、
その三は、自分の考もなく、他人の考もわからぬもの。
他の所で、彼は又、どうせねばならぬかを
自ら知る者は上の人、
次は、他人の善い勧告を用いる人、
最下は、自ら人に忠告するすべも知らず、
又人の忠告にも従わぬ人間であることを挙げて説いている。

頭の良し悪しというが、
それよりも根本的に大切なことは、
やはり性情の良し悪しである。
我執の無い、よく人と打融けあえる
性情の人は自然に頭が良く、
自分自身知見が立たずとも、
賢者の意見を能く判断して用いることができるから、
なまじい私見が立つより、
もっと頭の良いことにもなるのである。






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