読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 4人
QRコード
QRCODE
プロフィール
木鶏
木鶏
アクセスカウンタ

和歌山の情報発信
ブログポータル

ログインはTOPページで
私も作ってみる


[PR] 和歌山情報ブログでチェックイコラブログ
[PR] 商品ページ1ページからリニューアル!!楽天ヤフーOK!現在キャンペーン


2013年11月19日

【フランクリンの13徳目】


「時は金なり」

「天は自ら助くるものを助く」

「結婚前は両目を大きく見開いて相手を見よ、
 結婚したら片目を閉じよ」

 などの格言で知られる
 ベンジャミン・フランクリン(1705~1790年)は、
 一介の印刷工からスタートし、
 著述家、慈善事業家、発明家、政治家、外交官など、
 多岐にわたる活躍をしたのち、
 米国の「独立宣言」の起草に関わったことから、
「アメリカ建国の父」と呼ばれた
 18世紀の米国を代表する立志伝中の人物です。
 
 また、フランクリンが残した『フランクリン自伝』は
 明治維新後の日本でも広く読まれ、
 日本人にもなじみの深い人物として知られます。

 その自伝の中に、
 世界でも広く知られた「13の徳目」があります。

    *     * 

《フランクリンの13徳目》

1、節制
 頭が鈍るほど食べないこと。
 酔って浮かれ出すほど飲まないこと。

2、沈黙
 他人または自分自身の利益にならないことはしゃべらないこと。
 つまらぬ話は避けること

3、規律
 自分の持ちものはすべて置く場所を決めておくこと。
 自分の仕事はそれぞれ時間を決めてやること。

4、決断
 やるべきことを実行する決心をすること。
 決心したことは必ず実行すること。

5、節約
 他人または自分のためにならないことに金を使わないこと。

6、勤勉
 時間を無駄にしないこと。
 有益な仕事に常に従事すること。
 必要のない行為はすべて切り捨てること。

7、誠実
 策略を用いて人を傷つけないこと。
 悪意を持たず、公正な判断を下すこと。
 発言する際も同様。

8、正義
 他人の利益を損なったり、与えるべきものを与えないで、
 他人に損害を及ぼさないこと。

9、中庸
 両極端を避けること。
 激怒するに値する屈辱をたとえ受けたにせよ、
 一歩その手前でこらえて激怒は抑えること。

10、清潔
 身体、衣服、住居の不潔を黙認しないこと。

11、平静
 小さなこと、つまり、日常茶飯事や、
 避けがたい出来事で心を乱さないこと。

12、純潔
 性の営みは健康、または子孫のためにのみこれを行って、
 決してそれにふけって頭の働きを鈍らせたり、
 身体を衰弱させたり、
 自分自身、または他人の平和な生活や信用を損なわないこと。

13、謙遜
 キリストとソクラテスに見習うこと。

    *     * 

 フランクリンは、
 これらの徳目を習慣化するために、
 手帳に表をつくって、
 各徳目についての達成度を点検したそうです。

 例えば、
 最初の週は1番目の徳目の「節制」に意識を集中し、
「節制」に関することは、
 どんな些細な失敗にも目を光らせて、
 夕方になると1日の過ちを黒点で記録していったといいます。
 
 1週間で「節制」に黒点がなければこの徳目は達成。
 それを確認した上で、次の週は2つ目の「沈黙」の徳目に移る。
 できないことを「一気に」「すべて」行うのではなく、
「着実に」「一つずつ」習慣化していくというところに、
 フランクリンの工夫が見られます。


タグ :致知

同じカテゴリー(致知(学び育成・変革))の記事
 「知恵の蔵をひらく」 (2016-04-26 21:00)
 ◆ 失敗のすすめ ◆ (2016-04-21 21:00)
 「38年間、願いの中に生きてきた~めぐみさんが教えてくれたこと~」 (2016-04-13 21:00)
 ◆ 土光敏夫の母・登美の教え ◆ (2016-04-11 21:00)
 「子どもたちが目を輝かせて聞く偉人の話」(後編) (2016-03-03 21:00)
 「子どもたちが目を輝かせて聞く偉人の話」(前編) (2016-03-02 21:00)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。