2012年12月17日
「仕事の達人になるための勉強法」(前篇)
『(ポケット版)何のために働くのか』より
北尾吉孝(SBIホールディングス)
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一所懸命に一つのことに打ち込めば、
それがなんであれ、必ず上達します。
しかし、ただガムシャラにやるだけでなく、
そこにちょっとした工夫を加えれば、
より早く仕事のできる人間になれるかもしれません。
では、どんな工夫をすればいいのか。
それにはいくつかのポイントがあると思います。
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【1】判断力、直感力を養う
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まず一つは、仕事に関する判断を
していく力をつけることです。
判断が間違っていなければ、
仕事はうまくいくことの方が多いのです。
したがって、その判断を正しくする力を
養うことが大切です。
そのためには、次のようなトレーニングが
効果的でしょう。
たとえばテレビを見ているとき、政治家や経営者が
不祥事の弁明をしている場面が映ったとします。
そのときに、
「あの発言はまずいな。自分ならこう言う」
というように、常に自分を主人公に置いて考えてみる。
さらには、自分のやり方で行ったとしたら
結果はどうなっただろうかと推論してみるのです。
あるいは、彼はこう解釈したけれど、
その結果はどうなったかを見届けていく。
そうやって日常的に判断力、直感力を養う習慣を
つけるのです。
(後篇)につづく
Posted by 木鶏 at 21:00│Comments(0)
│致知(仕事・プロ観)