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2012年03月28日

「苦しみの先に」~独語~


また これも背負わねばならぬのか
避けることはできぬ 変えることも叶わぬ
僅かながも深遠に目を向けられる者なら 
無論 捨てることなど選びようはずも無し 
自身が あがないの為に 
このぬかるんだ道を選んだのだと 知るが故

また この深みを進まねばならぬのか
一歩一歩進むごとに 重い泥の手がまとわりつく
引き返し 迂遠な道を選ぶも良かろう 
だがいずれ さらに広大な深みに行き当たる
そこでまた 気付けば幸い
全ての深みは 過去の己からの贈物だと

また これほどの険しい岩山を越えて行けと言うのか
岩と砂利に覆われた道行きは 容赦の無い責苦
周りを見渡すも 声に応ずる姿は無い 
あるのは 生気の失せた灰色の世界と佇む我が身
足は石のように重く 息は絶え絶えに悲鳴を洩らす
唯唯 修行の時 修行の身と 自らを慰める

おお このような暗闇では這うことしかできないではないか
深い落とし穴も 毒の牙を研ぐ蛇も 手探りで避けろと言うのか
暗がりからの囁きは 憂慮と恐怖を吹き込み続ける
歩みは余りにも遅々として進まず 脂汗と動悸は激しさを増すばかり
次から次へと 際限なく押し寄せる 重き波濤と暗がりの群れ
だが お前は知っているはずだ その先にあるものを

そう 光輝が伏していることを



と、言い聞かせるようにしてます。試練をいただいた時の自分に。

                         



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Posted by 木鶏 at 12:40│Comments(0)会員独語
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