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2012年02月17日

【課題か問題化】~独語~


  「月の無い真っ暗な夜、
  黒装束を纏った者が突然訪ねてきた。  
  そして、有無を言わさず無理難題を吹っ掛けてくる。
  ある人は突き返し、ある人は逃げ回る。
  だが、黒装束はその度に数を増やし、
  執拗に追いかけて来て逃げ切れるものでは無かった。
  止む得ず向き合った人も適当にあしらうので、
  結局、色々なものを失うばかりである。
  一方で、その訪ないに大きく動揺しながらも
  気付きと共に粛然と迎え入れた人がいる。
  黒装束の無理難題をしかと聞き入れ、
  あまりの苦しさに挫けそうになりながらも
  有難い有難いと唱えるようにしてこなしていく。
  長く続いた夜の苦行もついに終りが近づき、
  やがて空も白み始める。、
  そして暁光が黒装束を照らした時、その姿は煌々と輝いた。
  眩しさに瞑っていた目を開くと、陰鬱な黒装束は消え、
  そこには何と黄金が山と鎮座していた。」

黒装束の名は『苦難困難』という。
ほとんどの人は厄介事が発生したと、
『苦難困難』を“問題”と化させしめてしまう。
しかし実のところは、その人のその時に必要であるゆえに
与えられた大切な“課題”に他ならない。
『苦難困難』を自らの成長(黄金)の種と考え、
辛い試練をプラスに転換させるのか、
それともマイナスの出来事と見て避けることしか考えないのか。
結局のところ、自分の選択次第になる。
そう、全ては自分である。
但し、間違ってはいけないのが、有難いものだからと
あたかもを『苦難困難』を敢えて求めるような礼賛思考はいけない。
『苦難困難』は、その人のその時に必要なものとして
与えられるものであり、安易に求める類のものではないだろう。

※ここで言う課題と問題の意味は以下として捉えています。
 課題:与えられる題目や主題。果たすべき仕事。
 問題:困った事柄。厄介な事件。


                       ( 西本 )



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Posted by 木鶏 at 12:26│Comments(0)会員独語
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