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2012年09月20日

「徳は孤ならず、必ず隣有り」~致知~


 『致知』2012年7月号
  連載「子供に語り継ぎたい『論語』の言葉」より
  安岡定子(安岡活学塾 銀座・寺子屋こども論語塾専任講師)
◇─────────────────────────────────◇
祖父の『青年の大成』(致知出版社)を読むと、
人間には「本質的要素」と「属性」の2つがあるとした上で、
次のように述べた一節があります。
「人間たることにおいて、何が最も大切であるか。
 これを無くしたら人間ではなくなる、というものは何か。
 これはやっぱり徳だ、徳性だ。
 徳性さえあれば、才智、芸能はいらない。
 否、いらないのじゃない。
 徳性があれば、それらしき才智・芸能は必ず出来る」
私は若い頃にこの本を読んだ時、
そこまではっきり言い切っていいものかと
疑問を持ったこともありました。
しかし、いまでは本当にそのとおりだと
確信するようになりました。

論語塾の子供たちに徳や仁の大切さを話していると、
「徳や仁があれば人間はそれでいいのですか。
 日頃の勉強は必要ないのですか」
という質問を受けることがありますが、
徳と知識・技能は決して別々の関係ではありません。
相手を思いやったり、人間的に少しでも
向上しようという意欲は大切な徳です。
「自分はこのままではいけない」
「あんな素敵な人になりたいな」
と思うと、知識や技能を身につけずにはいられませんし、
自主性や自立性も芽生えてくるでしょう。
祖父が
「徳性さえあれば、それらしき才智・芸能は必ず出来る」
と言っているのも、そういうことではないでしょうか。
正しい思いを貫く大切さ 儒学は机上の学問ではなく、
実践の学問です。

ですから子供たちには
「いまやるべき正しいことはこれだと判断したら、
 ちょっと恥ずかしいと思っても、自信がなくても、
 勇気を奮って頑張ってやってみることが大切ですね。
 思ったことを行動に移した時、
 初めて『論語』の言葉が身近になり、
 生活に活かされたことになりますね」
と説明しています。
しかし、実際に思いを行動に移した場合、
自分の行動を正しく理解してもらえるとは限りません。
例えば、決めたことをひたむきに真面目に
やろうと決意した途端、
「少しは手を抜いてもいいじゃないか」
「あなたは融通がきかないね」
と笑われてしまうこともあるでしょう。
そういう時、相手に同調して自分の意思を曲げてしまうか、
正しいと思ったことを貫くことができるか。
そのどちらを選ぶかはとても大切なポイントです。

そして、迷った時に思い出していただきたいのが、
今回ご紹介する「徳は孤ならず、必ず隣有り」です。
孔子先生は
「徳を身につけた人は、ひとりぼっちにはならない。
 近くに住んで親しんでくれる人がきっと現れるものだ」
とおっしゃっているのです。
つまり、自分が正しいと思うことをやろうと思うと、
一時的には皆に理解されないことがあるかもしれないけれども、
意思を貫いていくことで、
「私もそう思っていたんだ」「凄いね」
と言ってくれる友達が必ず現れて応援してくれるということです。



タグ :致知論語

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