2012年10月11日
【実はやったもん勝ち】
靴を綺麗に揃えることは「場」を整えることであり、
掃除は「場」を清めることである。
これは目に見える表の話。
「場」を整えることは自分の「心」を整えることにつながり、
「場」を清めることは自分の「心」を清めることにつながる。
これは目に見えぬ裏の話。
心の整えや清めは、日常の中での考え方や
行動に少しずつ好影響を与えていく。
ゆえに自分だけでなく人の靴を揃えること、
率先して掃除をすることは、
やったもん勝ちなのが真相である。
だが、それも嫌々やっては「心」に届かぬ。
雑にやっては「心」に透らぬ。
有難くさせていただくという思いを置きながら
丁寧に行うが肝要の事であり、
それが習慣となれば、もはや言うこと無しであろう。
ここで、『塩沼亮潤大阿闍梨の今週のことば』を紹介。
毎日、同じような繰り返しでも
「やらなければならない」とか「やらされている」
というマイナス的な気持ちでいると
どんどん心が枯れてきて、卑屈になってしまいます。
どうせ同じ仕事をするのなら
「させていただく」という前向きな気持ちで取り組んでいると
心が潤い、自然と笑顔になって
素晴らしい人の輪が広がってきます。
しかし環境が変わった訳ではありません。
自分の心が変わることにより環境が変わるのです。
Posted by 木鶏 at 21:00│Comments(0)
│会員独語