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2012年07月25日

【驚くべきニュース記事】


7/23と24のMSN産経ニュースで驚くべき記事を目にしました。
以下、私見も含めてですが、紹介させていただきます。


16日夜から17日午前にかけて行われた陸上自衛隊第1師団
(東京都練馬区)の連絡要員の自衛隊員が23区に徒歩で出向き、
被害状況や出動要請の有無などを確認する東京での統合防災演習に
関する記事である。

問題なのは区役所や区民の自衛隊員への対応だ。
首都直下地震に向けての防災演習は必要不可欠だろう。
演習・訓練はしているとそうでないとは、実際の災害時の対応力に
大きな差が出るはずである。
常識人なら、この考えに否はないだろう。

しかし実際は、自衛隊側が23区に「隊員を区役所庁舎内に
立ち入らせてほしい」と要請していたにもかかわらず、
11区が拒否していた。区職員の立ち会いも要請していたが、
7区の防災担当者は立ち会わなかった。

その裏には、市民団体や区議会会派からの外圧があったのである。
例えば練馬区には市民団体が待ち構えて
「市街地での災害訓練反対!」とシュプレヒコールを上げていたし、
23区のうち12区が「自衛隊に区の施設を使わせるな」といった
内容の申し入れを区議会会派や市民団体から文書で受けていたらしい。
今月12日に練馬区が住民監査請求を受け、その申立人の弁護士は
「自衛隊員に区役所の水、電気を使わせるのは自衛隊法などに
照らして違法だ」と主張し、弁護士は「訓練前に23区に電話して
どういった対応を取るのか確認した」とも話したようだ。

自衛隊の担当者は
「訓練実施が決まると、反対運動が激しくなり、拒否派の区が増えた」
と説明している。
訓練の意義はほとんどの区が認めており、ある区の職員は
「私自身は受け入れたかった。だが話が上に行くと、プレッシャーが
きつくなった。共産党などが反対するし、正直辛かった」と話した。

かつて阪神大震災では、
自衛隊に派遣要請が届くまでに4時間もかかっている。
そして、震災が起こるまで県や神戸市の防災訓練に自衛隊が
招待されず、それが原因で救援活動の大きな妨げになったらしい。
つまり、もしかしたら救えた命があったかも知れないということだ。
自治体と自衛隊との連携がいかに大切か、
3.11でも思い知らされたはず!

昨年4月の産経記事には、津波で家族4人を失った44歳の自衛官が
「これ着てますから」と迷彩服に触れながら、
任務に没頭する姿を伝えていた。
職員の心ない仕打ちにも顔色ひとつ変えなかったであろう、
自衛隊員の心情を思うと、やりきれない。
と記事は結んでいる。

これは、緊急時の人命よりも狭隘な思想の方が重要だ
言っているのと同じである。
表題の「驚くべき記事」と表現したのは、こういう観点からだ。


要は、そんなこと関係無しの何が何でも自衛隊反対というわけですね。
人間感情として、ここで思うのが、「じゃあ、そこまで反対するんだから、
いざ災害起こった時、反対派は一切自衛隊の世話にはなるなよ!」
ということです。
東日本大震災で、どれだけ自衛隊が活躍し、感謝されたか
見知っているはずですよね。
思想は自由ですが、その思想に基づく責任と覚悟も必要でしょう。
口撃するだけして、いざその時にはいそいそと恩恵に預かるというなら
愚劣極まりないことです。
税金払ってるからととかいう問題ではないです、これは。
救助まで拒否できる徹底した信念をお持ちでしたら、
その覚悟には敬意を表しますね。

しかし、現実は主観的エゴが優先するんでしょうな。
前々段と内容が重なりますが、以下はネット上にあった
質問板への回答一部抜粋です。
   実際、(阪神?)災害で助けられた反戦主義者の人が
   「これはお前達の任務だから、感謝などしない」
   と、自衛隊に罵ったそうです。
   後に、そのことをどう思うか訪ねられた自衛官は、
   「そういう人でも助けるのが、我々の任務です
   と答えたそうです。

仕事とは言え、両者の人としての質に雲泥の感が
あるとしか思えないです。
まあ、自衛隊を「暴力装置」と吐き捨てた政府が大震災が起った時、
手の平を返したように大量動員する(頼る)のですからご都合主義も
極まってます。

戦争自体はもちろん反対ですが、
フランスの哲学者パスカルの言葉に
「力なき正義は無能であり、正義なき力は圧制である。
力なき正義は反抗を受け、正義なき力は弾劾を受ける。
それゆえ正義を力を結合せねばならない
というものがあります。
自衛隊や軍隊を完全否定している方々は、
万一の時、外敵や災害から領土・国民をどうやって守るのでしょう?
実際勉強不足な私からすると、本当に摩訶不思議な話に思えて
なりません。





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Posted by 木鶏 at 21:00│Comments(0)会員独語
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