2013年05月14日
【生命の盛衰の原理とは何か】
『致知』2013年1月号 総リードより
────────────────────────────────────
不易流行は人生の原理である。
変えるものと変えてはならないものをどう見極めるか。
何百年も続く老舗を観察すると、共通のものがあるように思える。
一つは創業の理念を大事にしていること。
その時代その時代のトップが常に創業の理念に命を吹き込み、
その理念を核に時代の変化を先取りしている。
二つは情熱である。永続企業は社長から社員の末端までが
目標に向け、情熱を共有している。
三つは謙虚。慢心、傲慢こそ企業発展の妨げになることを
熟知し、きつく戒めている。
四つは誠実。誠のない企業が発展した験はない。
いずれも不易の基をなすものである。
その不易を遵守していくところに生命の維持発展がある。
(不易流行 意味)
いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、
新しく変化を重ねているものをも取り入れていくこと。
Posted by 木鶏 at 21:00│Comments(0)
│致知(大切なこと)