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2013年10月31日

【伝えていかな済まん大事なこと】


鳥濱初代(富屋旅館三代目女将)
『致知』2013年10月号
 特集「一言よく人を生かす」より
────────────────────────────────────

トメさんが後世に託していった言葉を、
富屋旅館女将の鳥濱初代さんが語る。

 * * *

ある時、トメは本のようなものを私に手渡してくれました。

「戦時中、食べ物を分けてくださいという青年が食堂を訪ねてきてね。
食べ物をお分けすると、青年はこれを差し出して、
こげん(このように)言いました。

『小母さん、いまのこのご時世、なんの役にも立ちませんが、
 僕の気持ちです。どうぞ受け取ってください』

ここにね、伝えていかな済まん大事なことがあっとよ。
人は役に立つとか、立たないとかではなく、相手を思う心ですよ。
それは思いやりとは違うと思う。
思いやりは片方が高い所から思ってやっているという言葉。
けれども、思い合う心は双方が同じ目線に立って初めて成り立つこと。
これを伝えていってほしい」

思い合う心、供養と感謝。これらはもともと日本人が備えていたもの。
そしていまなお持っているけれども、戦後忘れ去られてきたものだと思います。





タグ :致知

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