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2012年09月25日

「色眼鏡でものを見るな」~致知~


『致知』2012年6月号 連載「20代をどう生きるか」より
 酒巻久(キヤノン電子社長)
────────────────────────────────────
後に社長となられた山路敬三さんとともに
会社人生で大きな影響を受けたのが、
キヤノンの「技術の父」といわれた鈴川溥(ひろし)さんである。
当時は取締役開発本部長で、山路さんの上司でもあった。
我われの時代は、入社した時の上司で
将来が決まってしまうとも言われた。
その点、技術や設計の話などは一切せず、
人間としてどう考えるべきか、
どういう心構えでものを見るべきかといったことを、
繰り返し指導くださったお二人に出会えたことは
何よりの幸運だった。

特に入社して5年近くは、鈴川さんに
たくさんのレポートを書かされた。
まだ複写機がない時代のこと、
カーボン紙を2枚敷いて黒鉛筆で書いた報告書を持っていくと、
赤鉛筆で直しを入れられてしまう。
これでは消しゴムでは消せないため、
また一から書き直しとなる。
ある時、黒鉛筆で直しを入れてもらえるようお願いすると、
「ここが間違いということは全部間違いということだ」と、
以後も赤鉛筆での指導は続いた。

一番厳しく指導を受けたのは
「言いたいことは何か、簡潔に述べよ」ということ。
最初に趣旨を明確にし、その後なぜそう考えるのかを述べる。
このレポートを、誰に、何のために書くのかという目的が
不明瞭だと次のページを開いてももらえなかった。
しかしこの時、苦労しながらも簡潔明瞭に
文章を書く癖をつけたことが、
後に特許の申請書類を書く際、
どれほど役立ったか分からない。
技術屋は文章を苦手とする人が多く、
特許の申請では皆頭を抱えていたが、
私の場合はそうではなかった。
これまでに社内で申請した特許の数は600件を下らないが、
すべては鈴川さんの指導のおかげである。

鈴川さんはよく、
「色眼鏡でものを見るな。
ありのままに、素直にものを見なさい。
 仮に赤の眼鏡を掛けていると、
 そこに赤色があったとしても見逃してしまう。
 技術開発も商品づくりも、
 “俺が”という思いを持った時点で間違うから、
 自分自身を殺した形で真正面から見なさい」

と言われた。
売れている他社の商品を調べてレポートを出す際も、
ここが悪い、あそこがダメだと欠点を指摘すると、
その時点で突き返される。
なぜ売れているのか、どこが優れているのかを
探るのがものを見る時の基本。
自分の目で見て悪く思えるものも、
もう少し次元の高いところから見れば、
実は大きな可能性があるかもしれないというのである。

  


Posted by 木鶏 at 21:00Comments(0)致知(仕事・プロ観)

2012年09月25日

【底辺の心構え】 ~名言~


どんなに知識と技術があっても、
心構えが悪ければ、能力は出てこない。
すべては底辺の心構えいかんにある。

    【『プロの条件』寸鉄】より
  


Posted by 木鶏 at 12:28Comments(0)名言・金言・格言